ケナインは、「KENAIN」とローマ字で記載される事もある除毛スプレーです。
最短4分で除毛する事が出来るとも、宣伝されている商品となります。
尚、ケナインは広告のパターンが幾つかあるようですが、私が見た中では、これは嘘だな~とか、誇大広告だよな~と感じる広告もあった次第です。
今回は、ケナインのレビューをします。
因みに、ケナインは単なるチオグリコール酸カルシウム配合の除毛スプレーであり、永久脱毛は不可能です。
ここをよくご理解ください。
目次
最短4分の謎を解く
ケナインは、4分で除毛が完了する様な事を宣伝しています。
ネット通販のみで売られている除毛剤の多くは「最速5分」をウリにしている場合が多いです。
それに対して、広告上で優位性を付ける為にケナインは、5分ではなく4分にしたのでしょう。
ここで注意しなければいけないのは、最短で4分だという事です。
大半の人が10分以上の時間が掛かったとしても、毛が薄い一人が4分で除毛が終わったとすれば、最短4分という事になります。
因みに、ケナインの商品の使い方の所を見ると、4分から10分の放置が必要な事が記載されていました。
これを考えれば、普通の除毛剤と毛が溶けるペースなどは変わらないはずです。
永久脱毛は最悪の嘘です!
ケナインの最悪ともいえる記述が、下記の永久脱毛が出来るかの様な記述がある所だと思いました。
「永久にムダ毛が生えて来ない」とか「レーザー脱毛を超えた」などの記述は、誇大広告とか詐欺とも言ってよい表記ではないかと感じた次第です。
ケナインは、最初にも言いましたが、チオグリコール酸カルシウム配合の除毛スプレーでしかありません。
チオグリコール酸カルシウムでは、生えている毛であれば、溶かして切る事は可能です。
しかし、永久脱毛効果はなく、次々に毛が生えて来てしまうのが当たり前となります。
チオグリコール酸カルシウムは、除毛剤であればほぼ100%入っている成分です。
チオグリコール酸カルシウムで永久脱毛が出来るのであれば、ほぼ全ての除毛剤で永久脱毛が出来る事になってしまいます。
そうならないのは、ケナインの永久脱毛が出来ると言う記述が嘘だからです。
ケナインの永久脱毛の表記はユーザーに対して、嘘の効果を記述した最悪の表記だと感じました。
リピート率95.2%も嘘だと感じた
ケナインの広告を見ると、リピート率95.2%あると記載があります。
しかし、私はリピート率95.2%は嘘ではないかと思いました。
先ほど、お伝えした様にケナインは、4分で除毛が終わるような事や永久脱毛が出来ると宣言しているわけです。
永久脱毛が出来ると思って購入した人が、ケナインを購入して使ってしまったら「詐欺だ!」と思うのではないでしょうか?
ケナインは、それなりの価格もしますし、「これだったら近所に売っているドラッグストアの除毛剤の方がマシだ!」と思ってしまう可能性も高いです。
ケナインは、広告が盛りすぎているため、購入率は高いかも知れませんが、リピート率は低い様に思えてなりません。
私はケナインの業者の中の人ではないため、実情は分かりませんが、ケナインのリピート率が90%越えというのは、どうしても信じる事が出来ませんでした。
むしろ、リピート率は20%も割るのではないか?とすら思えたほどです。
レーザー脱毛の方がコスパがよいと思う
ケナインは、レーザー脱毛よりもコスパがよいと記載があります。
しかし、自分の中では、どう考えてもエステやクリニックなどの光脱毛の方がコスパはよいと考えています。
その理由を解説します。
ムダ毛処理はレーザー脱毛が最強です。
ケナインの広告を見ると、カミソリ、毛抜き、ワックス、レーザー脱毛よりもケナインが優れている様な記述があります。
カミソリは皮膚が削られてしまう、毛抜きは黴菌が入ってしまう可能性がある、ワックスは色素沈着があるなどの弱点は確かにあります。
もちろん、光脱毛であっても、毛は薄くなりますが、時間が掛かるなどのデメリットはあるわけです。
これらの記述を見てから、ケナインの広告の内容を見ると「除毛スプレーケナクス最強!」みたいに思えてしまわないでしょうか?
しかし、私が思うにムダ毛処理で考えれば、ケナクスを使ってもチオグリコール酸カルシウムの肌の炎症により皮膚の肌荒れはあるはずです。
さらに、除毛クリームであれば何度でも毛が生えてきますし、残毛の可能性もあります。
ケナインが決して、ムダ毛最強というわけではなく、デメリットも存在しているという事です。
因みに、光脱毛だけはやればやるほどムダ毛が減りますので、最終的にはムダ毛の悩みは無くなります。
しかし、それ以外の毛抜き、カミソリ、ワックスなどは何度でもムダ毛は蘇ってくるわけです。
それを考えると、一時的にはお金が掛かってもエステやクリニックの光脱毛が最強だと私は考えています。
ケナインは何度でも毛が生えてきます。
重要な部分なので繰り返しますが。ケナインですが、毛は何度でも生えてきます。
処理してもすぐに生えるとか、「もうめんどくさい」などの記述を見ると、ケナインだったらムダ毛が生えてくるスピードが遅くなるなどの効果を期待してしまう人もいるようです。
しかし、ケナインは何度でも毛が生えてきますし、成分的に考えても抑毛効果も期待する事はできません。
ケナインは、普通の除毛剤と変わりがないと思った方がよいです。
5本+1本セットの所には、「・ムダ毛完全サヨナラ・」の言葉もあります。
しかし、ケナインを6本使っても除毛スプレーである以上は、何度でもムダ毛は普通に生えてくるという事です。
ケナインよりも光脱毛の方がコスパはよい!
私の出した結論なのですが、ケナインよりもエステやクリニックに行った方が絶対にコスパはよいです。
ケナクスによると、ケナクスであれば1日あたり128円と記載があります。
それに対して、エステサロンの全身脱毛は50万以上掛かると記述があります。
ケナインを毎日使ったとすれば、1年間で46720円(128×365日)の金額が掛かるはずです。
これを11年間続けると、513920円の金額が掛かる事になります。
少なくとも11年後には、料金の逆転が出てきてしまいます。
さらに、光脱毛であれば、やればやるほどムダ毛が薄くなるため、ムダ毛処理が楽になっていきます。
ケナクスではムダ毛との戦いに明け暮れる事になりますが、光脱毛ではムダ毛が減っていく楽しさが分かるかと思いました。
実際に、私の友人でもエステやクリニックで光脱毛を行い後悔したという人は一人もいません。
一生ムダ毛と戦い続けるのか、エステでムダ毛との戦いを終わらせるのか?で考えれば、後者の方が圧倒的にコスパはよいと言えます。
ケナインで美肌になるのは無理
ケナインを使うと、古い角質も除去する事が出来て、ツルスベ美肌になれるような事が記載されています。
ケナインの広告によれば、アロエ液汁、カモミラエキス、コラーゲンなどの成分が入っているため、美肌になれるとのことです。
しかし、ケナインには毛を溶かす成分であるチオグリコール酸カルシウムが配合されています。
ケナインの広告によれば、特殊加工した精製チオグリコール酸カルシウムを配合しているから、肌荒れが出ない様な記述もありました。
しかし、毛を溶かす成分は皮膚に対しても炎症を起こす事は確実です。
毛が溶ける以上は、どの様な美容成分を入れても皮膚に対して炎症は起きます。
それを考えれば、ケナインを使っても美肌になるのは難しいと言えるのではないでしょうか?
常識的に考えて除毛剤である以上は、必ず皮膚に対して炎症は起きるという事です。
ケナインとジョーモは似ている?
当サイトでは、過去にジョーモという除毛スプレーを紹介しました。
私が思うに、ジョーモとケナインはかなり似ていると思いました。
上記がケナイン(左)とジョーモ(右)のパッケージなのですが、ラベルを変えただけではないのか?と思ってしまった程です。
調べてみると、販売業者も広告も違いますが、かなりの類似商品だなと感じました。
さらに、両方とも1日あたり128円の金額が掛かると宣伝されています。
ジョーモのケナインの成分を比べてみたかったのですが、ケナインには私が見た販売ページには、残念ながら成分表がありませんでした。
しかし、怖いくらい似ている商品だなと思った次第です。
尚、ケナインとジョーモを買うとしたら、どちらがいいのか?ですが、個人的にはどちらもお勧めは出来ないと感じた次第です。
ケナインの評価
ケナインのメリットとデメリットをまとめてみました。
ケナインのメリット
・気軽に使える除毛剤である
ケナインのデメリット
・広告に嘘が混じった誇大広告
・肌荒れの危険性がある
・成分表がない
ケナインは、D評価とします。
最低評価にしてしまったのですが、その理由は「永久脱毛」が出来るかのような嘘の記述が入っているからです。
これは誇大広告であり、高評価をするのは無理だなと感じました。
永久脱毛が出来る表記がなければ、ジョーモと同じC評価にしたと思います。
こういう嘘が混じった様な商品は、怪しいですし、成分表がない時点で、何が入っているのかも分からない様な除毛剤だという事です。
ケナインの購入はお勧めはしません。
尚、何度も言いますが、ケナインで永久脱毛は不可能です。
ここは重要なので、頭に入れておいてください。